早期胃がんの内視鏡手術がより確実になる方法の開発


これまでどうして誰もやっていなかったのだろうという、

目からうろこの胃がんの内視鏡手術での補助技術の紹介。


これは酢酸で胃がんの部分を白く浮かび上がらせると言う方法だ。

胃の内視鏡手術では疾患部位を手で触るわけではなくて、

内視鏡で見ながらの作業なので、実はがんの部位の見逃しが問題だった。


ところが、酢酸を使うだけでそれが簡単にできると言う。




この方法は簡単だけれども有効性が高く、特許にもなると言う。


<胃がん>染色し部位浮き上がらせる 岡山大助教ら

1月14日22時20分配信 毎日新聞

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090114-00000144-mai-soci

 色素に酢(酢酸)を混ぜ、胃がん部位を浮き上がらせる検診技術を岡山大学病院光学医療診療部の河原祥朗助教らが発見、日本消化器内視鏡学会の英文誌「Digestive Endoscopy(消化器内視鏡)」に発表した。胃がんの正確な診断や早期発見につながる手法として期待されている。

 胃がんの治療は近年、患者の負担が少ない内視鏡手術が発達。患部の根元に薬剤を注入し、がんを持ち上げて切り取る「内視鏡的粘膜下層剥離(はくり)術」が普及し、内視鏡で切除可能な胃がんは直径約2センチから10センチ以上になった。

 一方、通常胃がんの診断には、インジゴカルミンという青色の着色料で胃内部を染め、凸状になった患部を浮き上がらせる手法が用いられる。しかし、胃壁は元々起伏があるためがんと見分けがつきにくく、正診率は約70%という。取り残しは再発につながるため、がん部位を正確に把握するための検出技術が求められていた。

 河原助教らは胃の細胞は粘液で胃酸から身を守り、がん細胞は粘液をつくる力を失う点に着目。内視鏡検診時は胃の中が空で胃酸、胃粘液とも分泌されないため、検診時にインジゴカルミン溶液に0.6〜0.8%の酢酸を混ぜることで胃を刺激し、粘液を分泌させた。その結果、着色料は正常組織の粘液と結合して青く染まり、胃がん部分だけが浮き上がって正診率は90%以上に向上したという。

 河原助教らは既に日本の特許を取得し、科学技術振興機構の支援を受けて海外でも特許を出願する予定。河原助教は「特殊な機器が不要で、低コストで正確な診断ができるようになった」と話している。【石川勝義】


しかし実は酢酸で癌を明瞭化すると言う方法、

産婦人科では30年以上前から行われていた。


子宮頚がんと言うのは子宮の下の方の、

子宮頸部と言う、膣の奥に突き出た部分にできるがんだ。

セッ○スの時に男性自身にこりこりあたるあの部分だね。


これの初期病変を見分けるために、

コルポスコピーと言う診断補助技術があった。


膣を広げて子宮頸部を拡大鏡で見ると言う作業だが、

このときに子宮頸部を酢酸で染めると言う作業は

コルポスコピー開発当初から全く当たり前に行われてきた。


酢酸に反応して白っぽくなる部分は

通常の子宮頸部粘膜とは正常が異なる部分だと言うことの目安になるので。


この概念はまさしく今回のこのニュースと同じだ。

これが特許になるだなんて、

産婦人科の先人達は唖然としながら見ているだろうなあ。(笑)
posted by 胃がんの症状 at 20:25 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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